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究極のCS - OCS(OmegaCombatSystem)

2010年08月10日

こないだひょんなことから名古屋にほぼ一泊してしまったわ・た・く・し♪、なのですがロマンスの神様もご多忙で且つ時間も深夜to深夜だったのでいるのは警官と奇声をあげるホームレスとバーに群がる国籍不明の御仁のみでした(寒)、で、ま~それもあまりに寂しいということで慢性的睡眠障害のわたくしはお昼の空き時間の間に名駅の名所をまわ・・・、ろうとしたのですがあまりの暑さに断念し近場のちょ~大きな書店に知識欲を満たしに行くことになりました、みそかつとかちょっと・・・。


そこでついうっかり

・Magpul Dynamicsの銃器トレーニング用動画「The Art of Tactical Carbine II」のDVD4枚組
・うちのスタッフさんが責任編集した「アフガニスタン最前線レポート 横田徹 従軍記」のDVDマガジン

を発見してしまったのですよっていうかおんなじ場所に並んでましたよわかってますな店員^^ということで、1年前のピュアなわたくしはどこに行ってしまったのでしょうか、購入になんの躊躇もありませんでした。


なんだか頭でっかちになっていくわたくし・・・、なんだかちょっと違う知識が増えていきます♪


コスタ大明神(誰):「トリガーを引いたことのないガンスミスなんぞ今世紀最大のジョークだ」

ドムロット(誰):「丘を歩いたことののない陸軍がいたら、俺だって笑う」


そんな言葉が聞こえてきそうです
ガンはワークスペースに上げてチャンバーを見てリロードするんだ!!(脳内叫)
コスタかっこいい~♪


そういえば


CSについてお話しをさせて頂いておりましたが
別にあの文章の影響でオレはLLCSを見直したぜ的な事を言われたわけでもなくむしろ

「一気に読める限界;;」

「セルフつっこみの回数が若干多いと思われます^^」

「個性的ですね、いい意味で;;」

といった意味不明なものまで「いい意味で」ってちょー便利な魔法の言葉ですよね
いやいい意味で。


<良例>

「お前ムカつくんだよ、いい意味で。」

「ちょっとさすがにわきまえてもらったほうがいいんじゃね? いい意味で。」

「とっととそのセンス悪いオブジェクトをひっこめろよ、いい意味で。」


見てくださいよなんか文末に添えるだけで角が取れたような感じ、しませんか?
しませんね、わたくしならピンヒールのリフトでそいつの脳天に風穴開けますよ。


なんだか今日吹き出し多いですね^^


さて、本題ですが(今からかよ)

究極のCS - OCS(OmegaCombatSystem)

CSの中でもわたくしが個人的に最高峰であろうと考えるものが
OCS(Omega Combat System)です。このOCSというのはThe Omega Concern(以下TCS)のAprilさんという方がほぼ自力で作ってしまったというCSのお手本です、みなさんも一度はここの武器・乗り物に憧れTCSのSIMに訪れはしたものの、そのあまりの敷居の高さに挫折した方も多いのではないでしょうか。

究極のCS - OCS(OmegaCombatSystem)

手続きとして以下の準備が必要になります

1.OCS HUDの購入(1L$)
2.決して安くはないOCS専用武器の購入
3.Fulda Gap Groupへの参加

特に3番の方法が最初わからなくってあきらめちゃいますよね・・・。


さて、めでたく上記の準備ができてFulda Gap(戦闘SIM)に進攻しても
意味不明なボールみたいなの(Drone)に一撃でやられて


「ざっけんなよリアルならてめなんざわたくしの愛車(ISの一番しょぼいの)で轢き潰すぞば~ろ~;;(あくまで上品に)」


と意気込むもレーザービームを乱射する直径1m以上はあるハイスピード浮遊の金属塊に現実であろうがなかろうが勝てる見込みは0であり、已む無く泣き寝入りをされたことだと思います。

そんな中でも我慢強く戦い、1つ目のDroneを倒したあたりからOCSの面白さがわかってきます、敵の位置を把握し、自分の持つ銃の特性から最適の射撃ポジションを割り出し、銃の重量と自分のスタミナを考慮し、重力と風を視野に入れつつプローンの姿勢からセミオートで弾丸を射出する、最初はトレーサ任せの弾道も徐々に自分のものにしていくところに面白さを感じるようになったらしめたものです、レベルがあがれば徐々に最初はバラバラだった弾道に補正がつきます、それでも走りながらは撃てませんし、ジャンプも制限されて2mの段差も越えられなくなります、己の非力を感じながらも兵士として生き残る過程はM人生そのものであり、レベルが高いということはそれだけマゾい証明ともいえるわけですね。

通常の射撃に加え、OCSは車両・航空機による攻撃も可能です、これだけであれば他のCSでも採用されているのですが、OCSの兵器はそれらとは一線を画すものとなっています。

究極のCS - OCS(OmegaCombatSystem)

わたしがこの世界に来た時になぜか最初に買ってしまった兵器がAH-64 Apacheですが、これは米軍で採用されている攻撃ヘリコプターです。
見た目のリアルさもさることながら、実はパイロットとしての戦いは機体をRezをしたときから始まっています、Rezごとに個性づけがされるため、妙に元気のいいタービンのときもあれば、最初から右タービンが息をついていることもあります、更に低空でのホバリングの時間が長いと勝手にタービンが吸気不良で故障してしまいます、HUD装着型のアビオニクスも非常にリアルなつくりになっており、慣れるとそれ無しでは飛べなくなります、離陸するのに非常に時間がかかり更にガンナーは停止時にしか搭乗できないため、Rezごとの個性を選り好みもできません、飛び上がって初めてわかる部分でもあるので、少々調子が悪いくらいなら自分でねじ伏せるしかありません、また機体の剛性は極めて脆く、ローターヒットで即墜落、着陸があまりに急角度だとやはりダメージを受け墜落、となってしまいます。

究極のCS - OCS(OmegaCombatSystem)

機体の挙動はSLでは不向きなほどリアルなものであり、通常の旋回をすればそのままきりもみして墜落してしまいます、前進しようにも機首を相当前傾させなければ進みませんし進めば高度が段々下がってきます、スピードを上げるためには前傾を強くするわけですが、強すぎるとこれまた墜落してしまいます、慣性が強いため急にとまることもできません、ジョン・バダム監督の傑作スカイアクション「ブルーサンダー」などで見られる挙動にしたいと思うと相当の練習が必要になります、ただ慣れれば自分自身も見た目にもこれ以上ないリアルな飛行が可能です。

究極のCS - OCS(OmegaCombatSystem)

しかし、OCSのAH-64はその程度のことで心は開いてくれません
OCS HUDを装着している間はパイロットは火器の操作が一切できなくなるのです、つまりこのヘリコプターには別にガンナーと呼ばれる搭乗員が必要となります、2名搭乗で初めてOCSの航空兵器となりえるのですが、ガンナーはパイロットとは全く別に火器管制の仕組みを理解する必要があり最初は機銃すら撃てない状態です、実際のヘリもそうなのですがガンナーは正面下の視界が機体の構造上ほぼありません、そのためパイロットがガンナーの意思を把握し目標に対して少し機体を斜めに向けてやる必要があるのです、ガンナーの適切な指示も必要ですしそれに対して応えるだけの操縦技能がパイロットには要求されることになります、それに加え地上の連中もただ上を見ているだけではなくFIM-92(Stinger Missile)で反撃してきます、完全な撃ち放し能力のあるこの兵器は、直線ロックならまず外すことはありません、パイロットは指示を受けつつもこれら当たれば即死の脅威を回避し、必要であれば対抗策(フレア)をばら撒きながらもガンナーの射線を導かなければならないわけです、慣れれば索敵と報告も必要です、一方でガンナーは与えられたチャンスに対し最大限に応えるべく、どのような状況でも的確に攻撃をする訓練が必要です。

究極のCS - OCS(OmegaCombatSystem)

中でもこのヘリコプターの醍醐味は2名の搭乗員の息がぴったりあった時のロケット攻撃です
AH-64に搭載されているAPKWSロケット弾は発射してもまっすぐに飛んでいくだけです、しかも重力の影響で段々落ちていきます、パイロットはガンナーの意図を理解しつつ発射可能なポイントを確保し、ガンナーのトリガータイミングに合わせて機首の角度をコントロール、ガンナーは最適なポイントを逃さず目標に対し連続して発射するのですが、これが全て上手くいったときは何物にも代え難い喜びがあります。

究極のCS - OCS(OmegaCombatSystem)

その時初めて、OCSのAH-64がどれだけ素晴らしいものであるかが理解できるかと思います。

残念ながらわたくしは購入後半年くらい、このヘリコプターのすごさがわかりませんでした(当然でしょうけど・・・)
それでも気づいて面白いと思えるのはやはり奥が深い乗り物であるが故でしょうか、Aprilさんは航空業界にお勤めなだけあって攻撃ヘリコプターの特徴をとてもよく捉えていると思います、このヘリコプターだけが異常に高額なのも今なら納得です。

愛情の深いAH-64の話しがとんでもなく長くなってしまって大変恐縮なのですが、どの兵器についても同様の拘りがありますね、あまりに挙動がリアルすぎるジープ(HMVWW)や、主砲発射の爆炎で周りの兵士までダメージを受ける戦車(M1A1Abrams)、それぞれ部分的な破壊や、機能不全による操作の制限などのフューチャーが盛り込まれています。(説明ざっくりすぎるだろ;;)

お手本になるだけあってその作りこみは徹底しており、OCS Viewerという独自のViewerまで用意していました。

ミニマップのオミット等の仕組みが入っており、よりリアルなFPS体験をできるというコンセプトだったのですが残念ながら、OCS ViewerはLLさん側の都合により公認ではないということで使用ができなくなりました、それにしてもOCSの持つ戦闘管制能力は他を圧倒します、なんせグループタグをつけてOCSをつけないとSIM(Fulda Gap)内に侵入することさえできません、OCS準拠の武器でなければダメージを与えることもできません。

惜しむべくはまさにSIMという場所の制限そのものでしょう、やはり倍の広さはほしいところです
あと、OCSそのものはGlobal Modeというセッティングがあり、Fulda Gap以外の場所では自動的にこのモードに切り替わります、これにより本来の醍醐味である移動の制限等が一切なくなってしまいます、弾丸の挙動も変わってしまうようです、本来の仕様であるServer ModeはSIM単位で装置が必要なのですが、今のところそれが配布・販売される予定はないようです、もし配布されたら自分のSIMに設置してみたいものです。


少なからずコンバットSIMに興味のある方は、OCSによる戦闘は是非一度体験して頂きたいです。

LLCSによる奔放な戦闘ももちろん爽快ですが、本来のModern Warfareの理不尽さ、リアルな戦果を体感するには十分な環境です。


ただ過疎りすぎで最近いついっても誰もいませんが・・・、運営はどこも大変そうですね・・・;;

Posted by SSOC STAFF at 14:16│Comments(0)ゲーム


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